不倫、不貞行為の慰謝料と示談交渉

2014-12-06

不倫、不貞行為の慰謝料請求については、弁護士に依頼した方が良いですか。

不倫又は不貞行為に伴い、慰謝料が発生することはご存知の方が多く、また、その慰謝料の相場についても、離婚しない場合は50万円から150万円(多くは100万円前後)、離婚又は破綻した場合には150万円から300万円(多くは200万円前後)というのも一般的に認識されつつあります。

また、現実にも、上記の相場の範囲内での示談又は裁判の結果になることが多いのは確かです。

しかし、慰謝料に厳密な意味での相場はなく、裁判例の中には300万円以上の金額を認めているものもありますし、示談交渉においては、相手方の社会的地位等も踏まえて柔軟に交渉することも可能であり、高額の慰謝料を支払って貰える場合もあります。

ですので、慰謝料の請求においては、裁判上での相場、回収の可能性、示談交渉での手応えなどを踏まえて的確に判断が可能な弁護士に依頼することをおすすめします。

ご自分で無理な請求をしてしまい、恐喝未遂であるなどと逆に足下をすくわれることもありますし、配偶者と不倫をした相手方の声を聞いたり、又は、顔を合わせるのは苦痛を伴い、つい感情的になってしまいがちですので、冷静に法に則った判断のできる弁護士にらいするのが良いと思います。

 

 

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